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OUTLINE

ご両親との同居に伴い、それぞれの暮らし方を尊重しつつ、いつでも家族の存在を感じられるよう、水廻りやダイニングを一緒に使う一部共有型の2世帯住宅へと生まれ変わったF様邸。土台や柱、梁など躯体を残しスケルトン状態まで解体し、1Fは基礎を新設し、2Fは総2階に。車椅子に対応した広いトイレや介護者が一緒に入っても十分な1.25坪の浴室など、バリアフリー設計がなされています。人が集まるF様邸ではダイニングとキッチンは重要な場所。リビングと一体化した共用部のダイニングは、吹き抜けを設け1F・2Fの大きな窓からはたくさんの光が差し込み、明るく開放的な空間に仕上げました。キッチンからダイニングへの効率的な家事導線や楢の一枚板で制作した存在感あるテーブル、座面部分を開けると収納もできるベンチ、テーブルの上には換気扇を設置するなど、家族の団欒を楽しむための工夫が随所に施されています。